“石の拳”ロベルト・デュランが心臓疾患 WBCスライマン会長「彼はこの戦いに勝つ」
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16日(日本時間17日)ラスベガスのザ・コスモポリタンでゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が主催したイベントのメインで行われたWBA&IBFライト級挑戦者決定戦は、WBA1位ウィリアム・セペダ(メキシコ)がIBF4位マキシ・ヒューズ(英)に4回終了TKO勝ち。世界タイトル挑戦に前進した。
サウスポー同士。初回こそ被弾を最小限にとどめたヒューズ(34)だったが、2回からボディーに的を絞るセペダがノンストップでパンチを繰り出し、英国人を自由にさせない。攻勢を持続するメキシカンは4回、腹をめった打ちにして沸かせる。終了ゴングにこぎ着けたヒューズだが、顔面も腫れ上がり、コーナーを立つことができなかった。
リング上のインタビューで「自分がネクスト・チャンピオンだ」と胸を張ったセペダ(27)は30勝26KO無敗。GBPのトップ、オスカー・デラホーヤ氏は「誰にでも挑戦させる準備ができている。シャクール・スティーブンソンもその一人だ」とバックアップを約束した。ヒューズは26勝5KO7敗2分。
■ライト級世界王者
WBA ジェルボンテ・デービス(米)
WBC シャクール・スティーブンソン(米)
IBF 空位(5.12ジョージ・カンボソスJrとロマチェンコで決定戦)
WBO 空位(ナバレッテとベリンチクに決定戦オーダー)
セミのWBAインターナショナル・ライト級戦は、王者でWBA4位フロイド・スコフィールド(米)が挑戦者エステウリ・スエロ(ドミニカ共和国)に5回2分7秒失格勝ちした。
GBP傘下のプロスペクト、スコフィールド(21)が初回、断続的に左を決めて優勢。しかしヘッドバットが発生し右目上を深くカットする。これに対しスエロは2回に減点された後、4回、スコフィールドをリフトして投げ飛ばし、また減点。5回、ドミニカ人が故意にローブローを放つと主審のラウル・カイースJrはアクションを止め、失格を宣告した。スコフィールドは17勝12KO無敗。スエロ(23)は13勝10KO2敗。Photos by Golden Boy / Cris Esqueda
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