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ナバレッテ4階級制覇なるか 5.18ベリンチクとWBOライト級王座決定戦

2024年3月20日 10時12分

 交渉の進展が伝えられていたWBO・S・フェザー級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)とデニス・ベリンチク(ウクライナ)によるWBOライト級王座決定戦が正式アナウンスされた。スケジュールは5月18日、米カリフォルニア州サンティアゴのペチャンガ・アリーナで開催される。19日、プロモーターのトップランクが通達した。

 ナバレッテ(29=38勝31KO1敗1分)はWBO・S・バンタム級王者に就いて5度防衛に成功。その後WBOフェザー級王座に君臨し3度の防衛を果たす。続いてWBO・S・フェザー級王者に就き3階級制覇に成功。V1戦でオスカル・バルデス(メキシコ)を下し、昨年11月のV2戦ではロブソン・コンセイサン(ブラジル)とドローで王座を守った。この決定戦はライト級4団体統一王者だったデビン・ヘイニー(米)の王座返上によるもの。

 ナバレッテは「4階級制覇という目標に向けてモチベーションが高まっている。歴史を刻んだメキシコの戦士たちのグループに加入することは大きな誇り。ベストを尽くしてメキシコのために勝利を飾りたい」とコメント。メキシコ人でこれまで4階級制覇を果たしたエリク・モラレス、ホルヘ・アルセ、フアン・マヌエル・マルケス、レオ・サンタクルス、カネロ・アルバレスに続きたいと気合が入っている。

 対するベリンチク(35=18勝9KO無敗)はロンドン五輪ウクライナ代表で、ワシル・ロマチェンコ、オレクサンドル・ウシクのチームメイトだった。WBOインターナショナル・ライト級王座に就いた後、22年に常連ランカーのイヴァン・メンディ(フランス)に勝って欧州ライト級王者に就いた。昨年8月、ウシクvs.ダニエル・デュボア戦のリングでアンソニー・イギット(スウェーデン)を下したのが最新試合。今回が初の世界タイトル戦となる。

 セミではウェルター級上位ランカーだったアレクシス・ロチャ(米)をストップして台頭した地元サンティアゴのジョバンニ・サンティリャン(米=WBOウェルター級1位)が登場する。

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