5.4世界バンタム級王座挑戦の西田凌佑 「接近戦でもらわない」 IBF王者ロドリゲス対策順調
2024年4月9日 23時46分
2024年4月9日 22時05分
2014年チャンピオンカーニバル、日本S・ライト級タイトルマッチが9日、後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」のメインで行われ、挑戦者1位の李健太(帝拳)が王者の藤田炎村(三迫)に3-0判定勝ち。藤田は3度目の防衛に失敗した。スコアは97-93×3。
進境著しいチャンピオン藤田とアマ102勝10敗のホープ李の一戦は、2024年チャンピオンカード屈指の好カード。強打では王者、テクニックではタイトル初挑戦の挑戦者という構図が、戦前は予想された。
藤田がプレスをかけ、長身サウスポーの李がフットワークとジャブで対応。李は左右に動きながら左ストレート、アッパーも打ち込んでいった。藤田はスイッチも交えながら前に出て、ボディ打ちで攻めていった。
2回、いなされていた藤田がボディ打ちから右フックを顔面にヒット。李も左ストレートを決める。3回、藤田はさらにプレスを強める。すると偶然のバッティングで李が右目尻から出血だ。このあと、李が左右のボディアッパーを効果的に決めた。
4回も李が左アッパーをボディに突き刺す。終盤には左ストレートから連打。李が藤田を翻弄してきた。それでも藤田は5回、果敢に前に出て、応援団が一気に沸く。5回終了時の採点は、49-46×で李がリードした。
劣勢の藤田は6回もスイッチを交えて前に出た。李も鼻血が出てきた。終盤、李のジャブ、左ストレートが決まり、藤田の足元がフラついた。ガッツの藤田は7回も前に出る。李がコツコツと右アッパーを決めるが、藤田も左右のフックをたたき込み、李も応戦して試合はさらに白熱した。
藤田は8回、さらにギアを上げて李に迫った。しかし李も動きを止めず、ジャブ、左ストレートを当てていく。9回は頭を着けての攻防。李が藤田を押し込んだ。顔面、ボディにパンチを食らって藤田の体が揺れた。ダメージを負っているはずの藤田は最終回もあきらめなかったが、李が逆転を許さなかった。
李は7勝2KO1分。「めちゃくちゃうれしいです。ベルトはうれしいですけど、今日の試合内容では満足できない。課題だらけで、もっとがんばらないといけない。藤田選手は攻撃力があったし、気持ちが強かった」と語った。
昨年いっぱいで勤務先のリクルートを退社、「24時間ボクシング」で今回の一戦に臨んだ藤田は12勝10KO2敗。ガッツは見せた。
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