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村田「今までにない自信がある」 下田と公開練習

2014年2月12日 15時18分

 2月22日マカオでプロ第3戦に挑むロンドン五輪金メダリストの村田諒太(三迫)が12日、同じくマカオでWBOインターナショナル・フェザー級王座決定戦に出場する下田昭文(帝拳)と都内のジムで記者会見。元世界ランカー、マイク・ジョーンズ(米)とのスパーリングを披露した。

村田が下田と公開練習「自信ある」(ボクシングニュース)
ジョーンズとのスパーを披露する村田(左)

 スパーに先立ち記者会見した村田は「(約1か月滞在した)ラスベガスではいいトレーニングができて、今までになかった自信を持っている」と晴れやかな表情。「自信がある」とのセリフを何度か繰り返した。

 具体的には「スタミナのペース配分も自信がついたし、パンチをもらう数も減った。体を柔らかく使うという課題を克服できたと思う」と語り、ガードを固めるアマチュア時代のスタイルからの脱却もうまく進んでいると説明した。

 対戦相手カルロス・ナシメント(ブラジル)についてもコメント。キャリアでは村田を大きく上回るベテランだが「強い相手だとは思うけど、世界を狙う上でここでつまづいていてはダメ。(映像を見て)印象的な強さは感じていない」と言い切った。

マカオで勝負の下田

 世界2階級制覇を目指す下田はマカオで元WBO世界S・フライ級王者マルビン・ソンソナ(フィリピン)とWBOインターナショナル王座を争う。

 世界挑戦の話が決定直前で流れた下田だが「会長からマカオでどうだと言われて、あっちで名前を売るのも悪くない、待っていても仕方がないと思った」と今回のオファーを受けた理由を説明した。

 対戦するソンソナについては「キレのある危険なパンチャーでスピードがある。フィリピンで才能があると言われているそうなので、これも巡り合わせなのかなと思う」と相手の力量を高く評価。その上で「バランスと体の使い方に気を付けて自分のボクシングをする。2月22日のマカオを運命の日にしたい」と決意表明した。

 11年7月にWBA・S・バンタム級王座から陥落した下田は次が再起して7戦目となる。ソンソナを撃破し、今年中の世界2階級制覇を目指す。

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