井岡一翔 敗れる!王座統一ならず マルティネスがS・フライ級2団体王者に
2024年7月7日 21時29分
2024年7月7日 19時53分
「LIFE TIME BOXING FIGHTS 22」が7日、両国国技館で開催され、セミの56.0キロ契約10回戦は、前日本バンタム級王者でWBA同級2位の堤聖也(角海老宝石)がウィーラワット・ヌーレ(タイ)に4回TKO勝ち。世界初挑戦に大きく前進した。
前座では、拓大出身で全日本選手権バンタム級優勝経験を持つ横山葵海(ワタナベ)がB級デビュー戦に2回TKO勝ち。日本ライト級2位の村上雄大(ワタナベ)、日本S・フライ級2位の重里侃太朗(志成)が勝利した。
◇56.0キロ10回戦
堤聖也(角海老宝石)[TKO4回1分13秒]ウィーラワット・ヌーレ(タイ)
世界挑戦のウェイティングサークルに入る堤の“世界前哨戦”。右構えの堤が長身のウィーラワットにプレスをかけていった。2回、堤がペースアップし、ウィーラットも打ち終わりに返して対抗。試合が温まってきた。
3回、堤がウィラーワットと捕まえ、ボディ攻め、アッパーを打ち込み、左ボディでロープ際に沈める。立ち上がったウィーラワットに高速連打を浴びせて2度目を追加するが、タイ人は気丈に立ち上がった。
4回、右ストレートから左ボディアッパーのダブルで3つ目。最後もボディで5つ目を奪ってフィニッシュした。堤は11勝8KO2分。ガッツを見せたウィーラットは4勝2KO2敗。4月に後楽園ホールで西岡伶英(川崎新田)に敗れており、日本で連敗となった。
堤は「ひと安心。組み立てという課題はクリアできたと思う。次、挑む立場になったら自分はもっと強い。強いチャンピオンに勝って世界チャンピオンになります」とあいさつした。
◇S・フライ級8回戦
重里侃太朗(志成)[3-0(78-73×3)]パイ・パーロップ(タイ)
デビューから7戦無敗の28歳、サウスポー重里が41戦のキャリアを誇る41歳、元WBAミニマム級王者のパイと対戦。サウスポーでスタートしたパイがスイッチした瞬間、重里の左アッパーがヒットした。
重里は左ストレート、ボディ打ちでパイを追い込み、パイがカウンターを狙う展開。2回、パイのパンチで重里が左目上をカットした。重里が攻め、パイが右を返すパターンが続いた。4回、重里が攻め込んだところで、ロープを背負うパイが左構えから左カウンターをドンピシャで決めて重里がダウン。パイが畳みかけたが、重里が脚を使って生き残った。
このピンチをしのいだ重里は5回に再び攻勢。6回はさらにピッチを上げ、上下に打ち分けてパイを追い込んだ。KOを狙う重里は7回にラッシュするも、パイがうまく切り抜ける。重里は最終回も攻めたが、パイが粘り抜いた。重里は7勝2KO1分。パイは37勝28KO5敗。
◇ライト級8回戦
村上雄大(角海老宝石)[3-0(77-75×2、78-74)]一道宏(T&T)
サウスポーの村上は昨年12月、日本王者の仲里周磨(オキナワ)に挑戦失敗して以来のリング。ランキング入りを狙う一道との対戦となった。
ともに長身選手、互いに距離を取りながら駆け引きの立ち上がりとなった。3回、村上がワンツーで攻め立て、最初の山を作った。村上は左ストレート、右フックを返して近づいたらクリンチ。一道はなかなかパンチが届かずに先手を取れないが、打ち終わりに右を決めたり、いい右ボディを打ち込むシーンもあった。
終盤は互いにポイントを獲りに行ったが、返しの右フックを何度が決めた村上がやや優勢という印象。ともに決め手を欠く仲、軍配は村上に上がった。村上は5勝2敗。一道は8勝6KO2敗1分。
◇S・ライト級8回戦
関根駿(秩父)[TKO3回1分49秒]チャイヤラット・サワンソーダ(タイ)
関根がジワジワとプレスをかけ、下がるチャイラットにボディ打ちを浴びせていった。3回、ボディ打ちで脚の止まったチャイラットに右を打ち込んでダウンを奪うと、右で2度目を追加してフィニッシュした。関根は6連続KO勝ちで11勝9KO1敗1分。チャイヤラットは8勝6KO11敗。
◇53.0キロ6回戦
横山葵海(ワタナベ)[TKO2回1分2秒]ワン・ハオ(中国)
◇ウェルター級6回戦
加藤大河(DANGAN越谷)[3-0(60-54、59-55×2]ドン・シ(中国)
2024年10月6日 11時01分
2024年10月6日 9時09分
2024年10月6日 5時38分
2024年10月6日 5時06分
2024年10月5日 16時45分
2024年10月5日 14時16分