パリ五輪 ラクルス3連覇ならず “レジェンド”ステベンソン、サボンに並べず
2024年7月29日 19時35分
2024年7月29日 19時26分
アマチュアボクシング関東大学リーグ戦の入替戦が28日東洋大学総合スポーツセンター(東京・板橋)で行われた。今季1部リーグ戦最下位の日本大学と2部優勝の東京農業大学の対抗戦は5-4で日大が勝ち、1部残留が決定。2部最下位の立教大学と3部優勝の専修大学の対抗戦は4-3で勝った専大の2部昇格が決まった。
日大と東農大はこれまで何度もリーグ優勝を争った関東リーグの名門同士で、両校が入替戦で対決すというのも極めて珍しい。関係者によると日大は約50年前に入替戦を経験しているが、これまで2部に転落したことは一度もない。
一方の東農大は昨年部員の不祥事により2部に降格していたが、今季リーグ戦を勝ち抜いて迎えた入替戦。しかし、日大を食って1部に復活するためには、コマ不足だった。
日大はミニマムの川下豪、フェザーの齋藤輝来が勝って2勝2敗とした後、ライト級の中里陽向が藤田葵夢(東農大)との接戦を4-0判定で制し3勝目を上げた時点で対抗戦の勝利を決めた。残る4試合のうちL・ウェルター、ミドルの2階級で東農大は選手を出せず不戦敗が決まっていたからだ。
2部転落を免れホッとしていた藤原俊志・日大監督は「来年は補強がうまくいくと思うので……」と、入替戦は今回限りと誓っていた。
2部最下位の立大も選手不足がたたり、この日リングに上がったのは7試合対抗で4選手のみ。重い3階級は不戦敗が決まっていたから、2部に踏み留まるには1人も落とせなかった。しかし2戦目のバンタム級で川田朋弘が専大の及川丈に4-1判定で敗れた時点で、3部降格が決まった。昨年3部に落ちていた専大はこの日の勝利により1年で2部復帰を決めた。
なお3部4部の入替戦は、3部最下位の平成国際大学の部員が1人しかいないためで、「自動入替」となり、4部優勝校の獨協大学が3部に昇格し、平国大は4部への降格となった。
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