January
12
Sunday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

4°C Clear
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > S・ミドル級1位パチェコ、不倒スレッキを沈める KO男ヌニェスまた倒す

S・ミドル級1位パチェコ、不倒スレッキを沈める KO男ヌニェスまた倒す

2024年9月1日 17時08分

 31日(日本時間1日)ロサンゼルス近郊カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツパークでマッチルーム・ボクシングとDAZNが開催したイベントのメインにWBO・S・ミドル級1位ディエゴ・パチェコ(米)が出場。世界挑戦歴があるマチェック・スレッキ(ポーランド=WBCミドル級6位)に6回54秒KO勝ちを飾った。

不倒スレッキを倒したパチェコ㊧(試合の計量から) photo/Matchroom

 地元リングに張り切るパチェコ(23)は身長、リーチ差を活かしてスレッキ(35)に距離を詰めさせない。3回、パワフルなパンチを打ち込んだパチェコにスレッキもリターンブローで食い下がる。

 しかしパチェコは5回終了間際にスレッキにダメージを与え、続く6回、ジャブから左レバー打ちを痛打。キャンバスに横転したスレッキはカウントアウトされた後もしばらく立ち上がることができなかった。ちなみにスレッキは過去にミドル級王者のダニエル・ジェイコブスとデメトゥリアス・アンドラーデ相手にフルラウンドを戦っている。

 S・ミドル級はWBA1位が14日に3団体統一王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)に挑むエドガー・ベルランガ(プエルトリコ)、WBC1位がクリスチャン・エンビリ(フランス/カナダ)、WBO1位がパチェコ、IBF1位はウィリアム・スクール(キューバ)が占める。

 WBC合衆国&WBOインターナショナルS・ミドル級王座を守ったパチェコは22勝18KO無敗。次戦でランキング上位との試合を希望した。初のKO負けのスレッキは32勝12KO3敗。

 セミ格のS・フェザー級10回戦は強打者ぶりが評判のIBF1位エドゥアルド・ヌニェス(メキシコ)がこれまでロマチェンコやオスカル・バルデスに挑戦したミゲル・マリアガ(コロンビア)に6回終了TKO勝ち。3回に右強打を決めたヌニェスが4回、左右でマリアガを倒した後、6回終了直前にも再びダウンを奪った。マリアガは立ち上がったが、インターバルでストップがかかった。ヌニェスは27勝27KO1敗。IBF王者アンソニー・カカチェ(アイルランド)挑戦を目指す。

 同じリングのWBC米大陸S・バンタム級タイトルマッチは王者アルトゥロ・カルデナス・ポポカ(メキシコ=WBC19位)が同国のヘスス・アレチガ(WBC21位)に2-1判定勝ち。スコアは96-94、98-92、94-96で王者が辛勝。

 またクルーザー級10回戦でチーボン・クラーク(英=IBF7位)がエフェトボル・アポチ(ナイジェリア/米=WBC25位)に2-0判定勝ち。スコアは95-95、98-92、97-93でクラークの手が上がった。

Related article
関連記事