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内山の後輩、井出と17歳の前川がプロテスト受験

2013年1月30日 16時11分

 WBA世界S・フェザー級王者、内山高志(ワタナベ)の母校、埼玉・花咲徳栄高でインターハイを制した井出羊一(ワタナベ)が30日、後楽園ホールでB級プロテストを受験した。すでに海外で4試合を経験している17歳の前川龍斗(協栄)も同じ日にプロテストを受けた。合格発表は明日31日。有望な2新人は春にもデビュー戦に挑む。

 

 平成国際大4年の井出は花咲徳栄高時代にインターハイのバンタム級で優勝した。大学入学後に左手を骨折して2年のブランクを作り、アマでは昨年の全日本選手権バンタム級3位が最高成績となったが、ロンドン五輪代表の須佐勝明(自衛隊)を相手に1勝1敗の戦績を残すなど、将来を期待されるサウスポーだ。

 高校の先輩である内山とは縁が深く、昨年7月にはサウスポーとの防衛戦を控える内山の実戦練習パートナーに抜擢された。以来、ワタナベジムで練習を積んでプロテストに備えたという。

 テストを終えた井出は「大学を卒業して、就職するか、ボクシングをするか迷ったけど、プロでやろうと決断した。やるからには思いっきりとことんやって、内山先輩やほかの先輩たちに追いつきたい」と抱負を語っていた。

 

 前川はかつて北海道の「前川4兄弟」と話題になった前川家の二男。4兄弟の中で唯一本格的にボクシングを続けている龍斗は、15歳のときにタイでデビューし、これまでにタイで3試合、フィリピンで1試合して4戦4勝4KOをマークしている。

 小2でボクシングを始め、ようやくプロのスタートラインに立った17歳は「サウル・アルバレスのような試合がしたい。目標はもちろん世界チャンピオン」と明言。タッグを組む新井トレーナーは「まずは新人王を狙わせる。焦るつもりはないが、20歳までに世界チャンピオンにしたい」とプランを明かした。主戦場はL・フライ級になる見込み。

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