October
03
Thursday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

22°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 元日本ストロー級、OPBFフライ級王者の徳島尚さんが死去

元日本ストロー級、OPBFフライ級王者の徳島尚さんが死去

2024年9月5日 12時05分

 元日本ストロー級、OPBFフライ級王者の徳島尚(ひさし)さんが3日、大阪・枚方市の自宅で亡くなっているのが見つかった。死因は脳出血という。享年56。

生前の徳島さん

 徳島さんは奄美大島出身で、中学1年で東京・府中市に移住。中学卒業後、横浜市のボクシングジムに入門するも、すぐに大阪のグリーンツダジムへ住み込みで入門。ジムには人気ボクサーの井岡弘樹がおり、エディ・タウンゼント・トレーナーらの指導で実力をつけた。

 1986年度の全日本J・フライ級新人王決定戦に出場するも、木村健一(帝拳)に2-0の判定負け。88年11月、ミサイル工藤(大分)を2-0の判定で破って日本ストロー(ミニマム)級王座についた。1度防衛後の90年1月、韓国で柳明佑(韓国)が持つWBA世界J・フライ級王座に挑戦するも7回TKO負け。92年4月にはウディン・バハルディン(インドネシア)に判定勝ちしOPBFフライ級タイトルを獲得した。

 95年に新日本サイトー所属で2試合戦った後、26勝11KO6敗1分の戦績で引退。引退後は大阪・枚方市の京阪電車光善寺駅前で徳島スポーツボクシングジムを開き、アマ選手らを指導していた。2人の息子もボクシングを一時していた。

 葬儀はジムのある大阪・枚方市の公益社枚方会館にて営まれる。通夜は7日(土)19時より、告別式は8日(日)11時30分より。公益社の住所は大阪府枚方市山之上東町1-1(☎︎0120948341)。

Related article
関連記事