トップランクが中国マカオでしかけるスペシャルイベント「リング・オブ・ゴールド」(2月22日)の記者会見が20日、会場のベネチアン・マカオで催され、出場選手がそれぞれ抱負を述べた。
プロ3戦目に臨む村田諒太(三迫)は「いい雰囲気。気持ちが高まってきています」と語った。この日もゾウ・シミン(中国)、イゴール・メコンツェフ(ロシア)とともに“金メダリスト・トリオ”として盛大に紹介されたが、「日本では珍しい金メダリストも、ここでは3人もいる。アピールするためにしっかりとしたパフォーマンスをしたい」と燃えている。
対戦相手のカルロス・ナシメント(ブラジル)をマカオ入りしてから初めて確認した印象は「別に……」というもの。これはアマチュア時代から、試合本番までは相手のことをあまり考えないスタイルでやってきたためだ。なお、40歳とされていたナシメントの年齢が本人の申告により36歳であったことが発覚した。
会見には同じリングでマービン・ソンソナ(フィリピン)と戦う下田昭文(帝拳)も出席。「土曜日は思い切り楽しみたい」ときっぱりとした口調で話し、ソンソナに向かって「思い切りやろう」と呼びかけた。