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スティーブンソン挑戦予定のスコフィールドが病気で辞退 週末サウジのメガ興行

2025年2月19日 16時18分

 今週土曜日(22日)サウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで挙行されるアルツール・ベテルビエフ(ロシア/カナダ)vsドミトリー・ビボル(ロシア)のL・ヘビー級4団体統一タイトルマッチをメインにする巨大興行。そのうち1試合が変更されることになった。WBCライト級タイトルマッチ、王者シャクール・スティーブンソン(米)に挑戦する予定だったフロイド・スコフィールド(米)が病気を理由に出場をキャンセルしたもの。スティーブンソンは別の相手と対戦することになる。「ザ・リング」のホームページなどが伝えた。

シャクール挑戦を取りやめたスコフィールド

 サウジアラビアの政府直轄プロジェクト「リヤド・シーズン」の一環として開催されるイベントはメインを含めて7つの世界戦クラスの試合が組まれ、出場選手も選りすぐられた豪華版。ゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)傘下の22歳のプロスペクト、スコフィールド(18勝12KO無敗)が3階級制覇王者スティーブンソンに挑む一戦もファンの関心を集めていた。しかし現地時間18日、到着した出場選手がレッドカーペットを歩く“グランド・アライバル”にスコフィールドの姿はなかった。「練習に励んでいる」、「コンディションに問題があり、ウェイトが落ちない」などの噂が飛び交っていた。

 スティーブンソン(22勝10KO無敗=27)が「もしスコフィールドが試合を流しても私は驚かない」と語っていたことで、スコフィールドが真剣に調整を行っていたのかと疑問視する向きがある。他方ではスコフィールド陣営から「スティーブンソンが関係する著名サプリメント・メーカーから薬物を投与された」との聞き捨てならないような投稿があり、不穏な空気が流れている。現時点でGBPから状況の説明は行われていない。

 主催者は代役としてジョシュ・パドリー(英=WBC12位/WBO7位)あるいはモウサ・ゴラム(スペイン)を抜てきすると発表。パドリーならばタイトル戦となるが、ゴラムが選ばれると無冠戦に変更される。

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