17日、横浜市内のホテルで会見が開かれ、大橋ジムのＷＢＯバンタム級王者武居由樹とＩＢＦスーパーフェザー級３位力石政法のダブル世界戦が５月28日（水）に横浜ＢＵＮＴＡＩで行われることが発表された。当日はＬｅｍｉｎｏプレミアム（月額990円）で独占ライブ配信される。

　メインのＷＢＯバンタム級戦では、武居が９位挑戦者のユッタポン・トンディ（タイ）を迎える。昨年12月に行われる予定だったが、武居の右肩関節唇損傷により延期されていたカードであるのはご存じの通りだ。

　武居は「（ケガは）ほぼ完ぺきに治っている」と言い、待ちに待った復帰戦に腕を撫している。「バンタム級は皆がいい試合をして盛り上がっている。出遅れを取り戻すためにもこの試合には必ず勝ちたい」と武居。

　世界獲得戦、初防衛戦と判定決着が続き、ユッタポン戦では延期前から「元々ある荒々しさを出していきたい」と意欲的だった。その思いはさらに高まっており、「相手どうこうよりも、バチっと倒したい」とスラッガー復活を期している。

　右腕のほうはすでに使えており、この間に「左パンチのレベルが上がったと思う」とも語っていた。