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堤駿斗、吉良大弥が5.11井岡戦前座に出場 ともに世界ランカー対決

2025年4月2日 14時25分

 志成ジムは2日、目黒のジムで会見を開き、5月11日に東京・大田区総合体育館で開催する井岡一翔-マルティネス再戦の前座カードを発表した。当日のセミファイナルではWBA世界S・フェザー級4位の堤駿斗(志成)が同15位のハイメ・アルボレダ(パナマ)と対戦する。試合はS・フェザー級超となる133ポンド契約10回戦。

5.11に世界ランカー対決に臨む堤㊨と吉良

 堤は昨年暮れに計量失格のサスペンドから復帰し、S・フェザー級に上げていきなり元王者レネ・アルバラード(ニカラグア)に8回TKO勝ち。WBAの挑戦者決定戦と銘打たれた試合で自己ベストとも言える勝ち方をしてみせた。

 相手のアルボレダ(30歳)は20勝15KO3敗。23年4月に現WBCライト級暫定王者のウィリアム・セペダ(メキシコ)に2回KO負けしてからブランクがあったが、今年2月に復帰している。「大みそかの試合(アルバラード戦)から進化した姿を見せたい」と堤は意気込んでいる。

 堤の狙うWBA王座といえば、3月に王者ラモント・ローチ(米)がライト級強豪ジェルボンテ“タンク”デイビス(米)に挑んで大健闘。堤はローチについて「過小評価していた。ああいう戦い方をされると(守りが堅く)崩しにくいですね」と再評価。「十分戦えるとは思うけど、勝ち切るために必要なものをもっと磨かないといけない」と、気合を入れていた。

 同じリングでは、デビュー2連続KO勝ちをマークしている新鋭吉良大弥(志成)がジャクソン・サパタ(ベネズエラ)と8回戦。吉良はすでにWBA・L・フライ級8位にランクしており、相手のサパタも15位。こちらも世界ランカー対決となった。

 「初めての大きな大会になるので、そこで緊張しないでやれるか。楽しみたい」と吉良は言う。今回の契約体重は110ポンドで、吉良にとっては過去2戦よりも軽いウェイトとなる。相手のサパタは11勝9KO2敗2分のオーソドックス型。

 ほかに、バンタム級の田中涌也(大橋)や、先ごろライト級でデビューした元高校王者の大胡晴哉(吉祥寺鉄拳8)らが出場する。試合はABEMAでライブ配信される。

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