13日、都内で開かれた会見で「Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 159」(8月19日・後楽園ホール)の追加カードが発表された。WBO-APライト級戦(宇津木秀-髙橋麗斗)をメインにするイベントのセミに、前OPBFウェルター級王者の田中空(大橋)が出場しレイモンド・ヤノング(比)と再起戦を行う。

大橋会長を挟んで北野㊧と田中㊨
田中(5勝5KO1敗)は5月、東京ドームで佐々木尽(八王子中屋)の挑戦を受け、10回2-1の判定負け。プロ初黒星を喫すると同時にタイトルを失った。「同じような攻め方を続けてしまった」と大事な試合での敗北を悔やんだ。
その後たくさんの励ましを受け「もっと頑張らないといけない」と巻き返しを決意。5月に来日して堀池空希(横浜光)のOPBF・S・ライト級王座に挑んだヤノング(18勝12KO11敗1分)を相手に再起戦が決まった。田中は早期に再起するチャンスを得て喜んだ。
大橋秀行会長は「佐々木選手と田中がともに次勝てば、再戦を予定しています」と明らかにした。ライバルの佐々木は9月八王子で日本&WBO-AP王者セムジュ・デビッド(中日)と3冠戦に臨む。この試合を観戦予定という田中に対し、佐々木の中屋一生・八王子中屋ジム会長も「リングサイドを用意します」と応じていた。
また大橋会長によると、現在開催中のS・フェザー級トーナメントが終われば、来年はウェルター級でトーナメントを実施するつもりだという。これに佐々木と田中の両選手は出場しない方向だが、パンチャーや好戦的な選手が多い階級だけに盛り上がりを期待している。

この日は、第1試合で行われるOPBFミニマム級王座決定戦も発表された。同級3位北野武郎(大橋)と同級シルバー王者のエルソン・トリニダード(比)のカード。北野(10勝4KO1敗1分)は昨年10月、ジョセフ・スマボン(比)と空位のWBO-AP王座を争うも10回判定負けで奪取に失敗した。「悔しくて、ベルトが欲しいという気持ちが本当に強いんです」と、奪冠にかける思いをアピールした。
トリニダード(10勝6KO5敗1分)は23年2月に前WBAミニマム級王者松本流星(帝拳)のプロデビュー戦の相手を務めたオーソドックス型(3回KO負け)。


