AIBAユース世界選手権 日本代表メンバー発表
2014年3月17日 16時58分
2014年3月16日 19時27分
デビュー戦でいきなり世界ランカーを下した“Knockout Dream-Boy”田中恒成(畑中)が16日、名古屋国際会議場でプロ2戦目のリングに上がり、WBAミニマム級12位ロネル・フェレーラス(フィリピン)に判定勝ちした。セミのWBCユース・バンタム級タイトルマッチは、日本同級8位のチャンピオン田中裕士(畑中)が、インドネシアS・フライ級8位ジョン・バジャワに8回1分6秒TKO勝ちを収め、2度目の防衛に成功した。
◇48.5kg契約8回戦
田中恒成(畑中)[3-0(79-72、79-73、79-74)]ロネル・フェレーラス(比)
2戦連続世界ランカーを迎えた恒成が、この日もサウスポー相手に圧倒的なスピードと能力差を見せつけた。力強い左ジャブ、フック、右ストレート、そしてボディブローで試合をコントロール。フェレーラスが強引に突っ込み左右ボディを振るうと、恒成は左右にステップし、左フックを引っ掛け、右ストレートを見舞う。7回、ヘディングで減点されたフェレーラスの右スイングを1発食らった恒成だが、お構いなしに強気に押し返した。最終回、フェレーラスのボディ攻撃に恒成の色白の背中は赤く染まったが、動きを止めず右ストレートを放ち続け、終了間際のラッシュで会場を大いに沸かせた。
◇WBCユース・バンタム級タイトルマッチ
田中裕士(畑中)[TKO8回1分6秒]ジョン・バジャワ(インドネシア)
V2戦の相手は昨年2月、松本亮(大橋)に初回KO負けを喫しているバジャワ。開始から力強い左でプレッシャーをかける裕士は、中に入りたい小柄なバジャワを寄せ付けない。その後もパンチの種類を増やしながら優勢に試合を進めるが、なかなか詰め切れない印象だ。4、7回の公開採点はいずれも王者をフルマークで支持。圧倒していながら山場のない展開が続き、赤コーナーからは畑中会長の「コーナー、ロープに詰めて」の声が聞こえる。8回、左フックでようやくダウンを奪うと、再開後の連打でストップした。裕士は12勝8KO3分と無敗をキープ。
◇58kg契約8回戦
林翔太(畑中)[TKO2回3分7秒]ズリ・カンナン(レイスポーツ)
2011年3月(ズリの判定勝ち)以来の再戦となる両者の立ち上がりは、3年前のリプレイを見ているようだった。ガードを固めてプレッシャーをかけようとする林に対して、ズリは頭を下げて距離を詰め、細かく連打する。しかし2回、左ボディと右ストレートで押し返した林は、ラウンド終了間際に右ストレートでズリをリングに叩きつける強烈なダウンシーンを演出し、見事リベンジを果たした。試合後、担架でリングを後にしたズリだが無事が確認されている。
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