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ラミレス、TKOで北米王座獲得

2014年4月12日 15時09分

ラミレス

 パッキアオvsブラッドリーⅡの前夜、11日(日本時間12日)ラスベガスのマンダレイベイ・リゾート&カジノにスーパーミドル級ランカー、ヒルベルト“エル・スルド”ラミレス(メキシコ=WBC4位)が登場。元ミドル級ランカー、ジョバニ・ロレンソ(ドミニカ共和国)に5回2分47秒TKO勝ちを収めた。

 身長190センチを誇る長身サウスポー、ラミレスがスタートから上下にパンチを散らし、シュトゥルムなどドイツで2度世界挑戦歴をもつロレンソを圧倒。2回にボディーで倒したラミレスは5回、またもボディーを集中砲火。2度ダウンを追加するとドミニカ人コーナーがタオルを入れた。

 石田順裕のロサンゼルス・キャンプもヘルプしたラミレス(22)は28勝22KO無敗。空位だったNABF・S・ミドル級王座を獲得。チャベスJrのライバルとして台頭してきた。ロレンソ(33)は33勝25KO6敗。あばら骨を骨折し病院へ直行した。

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