山中が9回TKOでV6、5連続KO防衛
2014年4月23日 20時41分
2014年4月23日 19時15分
元世界2階級制覇チャンピオンの長谷川穂積(真正)が23日、大阪城ホールでIBF世界S・バンタム級王者キコ・マルティネス(スペイン)に挑み7回TKO負け。タイムは1分20秒だった。マルティネスは2度目の防衛に成功。
好調なスタートを切ったかに見えた長谷川がいきなりピンチを迎えた。2回、左右に動いていた長谷川がロープを背負ってマルティネスと打撃戦を演じる。スペイン人の左フック、そして右フックを食らうと長谷川のヒザがガクリ。そのままマルティネスが押し倒すようにして長谷川がダウンを喫したのだ。
かさにかかって攻めるマルティネス。長谷川はロープを背負ってパンチを繰り出すが、足元がもつれKO負け寸前だ。何とかこのピンチを乗り切った長谷川だが、試合には暗雲が立ち込めた。
劣勢の長谷川は3回に反撃。4回はマルティネスが攻勢という内容。長谷川は距離を取る時間帯もあるが、近距離で勝負する時間も少なからずあり、見ている側をハラハラさせる。
長谷川は4回に左目上部をカット。マルティネスは6回にブレイク後の加撃で減点1。長谷川3、5回とボディ攻撃でそれなりに反撃をしたのだが、ダメージは徐々に深刻なものとなっていった。
長谷川は6回に下がり始め、7回にマルティネスの左フックで力なく両グローブをキャンバスにタッチ。ここは立ち上がったものの、続く場面であっさりキャンバスに転がり、レフェリーが即座に試合をストップした。6回までの採点は2人がドロー、1人が長谷川の2ポイントリードだった。長谷川は33勝15KO5敗。マルティネスは31勝23KO4敗。
長谷川は試合後、大事をとって病院へ。コメントは残さなかったが、追いかける報道陣に「ありがとうございました」と頭を下げた。
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