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福原が初回KO勝ち、6.23細野に挑戦

2014年5月3日 21時04分

福原が6.23細野戦へ(ボクシングニュース)
初回KOの福原
 3日後楽園ホールで行われたDANGAN100のメインイベントに日本フェザー級1位の福原力也(ワタナベ)が登場。125ポンド8回戦で、元WBCユースS・バンタム級王者のハデレス・パデュア(フィリピン)に1回1分12秒KO勝ちした。

 パデュアは9勝5KO3敗1分の24歳。軽快に動きだしたと思われたが、福原が右ストレートをみぞおちに打ち込むと、パデュアはもんどりうってダウン。10カウントで立ち上がれなかった。これで最新の日本ランキングで1位にランクされた福原は、王座決定戦を制して日本王者となった細野悟(大橋)への挑戦を確実なものとした。

 試合後、マイクを向けられた福原は「6月23日に日本タイトルに挑戦します。世界3位の細野選手と拳を交えて勝ちたいと思います。明日休んで明後日から練習します」と力強く口にした。

◇120P8回戦
芹江匡晋(伴流)[3-0(77-76、77-75、78-74)]マイケル・エスコビア(比)
 昨年12月、福原力也との元王者対決に敗れた日本S・バンタム級9位の芹江が再起。エスコビアが小柄ながらオープン気味にパンチを振り回すとあって、試合はやや荒れ気味に。それでも芹江は3回に右を打ち下ろしてダウンを奪った。しかし4回以降エスコビアが持ち直し、アグレッシブに攻めた。芹江は7、8回と前に出たもののフィニッシュはできなかった。

芹江は苦しみながらも再起

◇53kg8回戦
大塚隆太(18鴻巣)[TKO5回1分43秒]藤原陽介(ドリーム)
 藤原が好調な滑り出し。2回には右カウンターを決めて日本S・フライ級10位の大塚から強烈なダウンを奪った。その後も藤原はワンツー、ボディブローで試合を優勢に進めた。ペースをつかめなかった大塚だったが、5回に起死回生の右クロスをドンピシャで決めると、藤原はあおむけにバッタリ。ピクリとも動かずレフェリーが試合を止めた。

大塚(右)は逆転KO勝ち

◇S・フェザー級8回戦
さくら淳(横浜さくら)[3-0(77-75×2、77-74)]柳達也(伴流)
 フィリピン出身の19歳さくらと12年全日本新人王柳の無敗対決。スイングの大きなサウスポーさくらと技巧派の柳が中間距離で対峙し、互いに左と右を狙いながら、いきなりパンチを交錯させるというスリリングな展開。3回、柳は右を立て続けにヒットさせ、さらに打ち合ったところ、さくらの左を食らってグラリ。攻勢に転じたさくらの右フックで柳はキャンバスにヒザをついた。柳は5回から反撃。顔を腫らし、鼻血を流しながら追い上げた。最終回にはさくらをロープ際に追い込んで連打を見舞ったが、パンチの被弾も多く逆転はならなかった。さくらは11勝8KO無敗。初黒星の柳は10勝4KO1敗。

◇S・フライ級8回戦
野口拳矢(セレス)[3-0(60-54×3)]高橋秀治(宮田)
 千葉・沼南高で昨年のインターハイ準Vなどの成績を残した野口がB級デビュー。サウスポースタイルの野口は初回から積極的に攻めて出た。中盤以降は脚を使ってリスクを回避。高橋を翻弄してフルマーク判定勝ち。

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