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高山、比国で惜敗 IBF1位決定戦

2012年10月15日 10時31分

 元WBA&WBC世界ミニマム級王者高山勝成(現IBF6位)-ハンディグ・マシュー・シンワンチャー(比、IBF11位)によるIBFミニフライ級1位決定戦が13日、フィリピンのベングエットで行われ、シンワンチャーが僅差の2-1判定勝利。王者マリオ・ロドリゲス(メキシコ)への挑戦権を手にした。

 12ラウンズが終わり、3ジャッジが下したスコアは2者が114-113でシンワンチャーの勝ち、もう一者は115-112で高山を支持した。フットワークとスピードを前面に戦う高山に対し、シンワンチャーはパワーで対抗。高山は6ラウンドに喫したプッシングによる減点1が致命傷となった。現地レポートによると、その後8回は高山、9回はシンワンチャー、10回は互角の攻防、11回は明白に高山が優勢。最終回は激しい打ち合いだった。

 この勝利でIBF汎太平洋ミニフライ級王座も獲得したシンワンチャーは13勝7KO5敗。高山は24勝10KO6敗。

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