2014年5月26日月曜日

元王者マシュー・サアド・ムハマド死去

 元WBC世界ライトヘビー級王者マシュー・サアド・ムハマド氏が25日、米国フィラデルフィアのチェストナッツ・ヒル病院で息を引き取った。59歳だった。死因は明らかにされていないが、数年前からホームレスの生活を強いられていたという。

 幼い時に母を失ったサアド・ムハマド氏は兄にフィラデルフィアの街頭に捨てられた。発見されて教会の施設で育てられ、マシュー・フランクリンと名づけられた。その後、養子となりボクサーに。1979年4月、マービン・ジョンソンを8回TKOに破り世界チャンピオンに就く。8度防衛後にドワイト・ムハマド・カウイに王座を奪われたが、92年までリングに上がり、49勝35KO16敗3分のキャリアを誇った。98年に国際ボクシング名誉の殿堂入り。引退後はアトランティックシティでトレーナーを務める時期もあったが、近年は不遇の暮らしだった。

 パンチャーとして定評があり、リング誌の歴代パンチャー100人の24位にランクされていた。


-->