天笠はマクサイサイとV2戦、6.24ガッツ
2014年6月2日 18時13分
2014年6月2日 18時07分
アマチュアの第68回関西学生リーグ戦は1日、関西大学千里山キャンパスのボクシング場で第3週目を迎え、2、3部のトーナメントに引き続き1部リーグ戦3試合を行った。前年に続き連覇を狙う関西大学と、今季優勝候補の筆頭に上がる大阪商業大学の2校が予想通り勝ち進み、不敗を維持している。関大は関西学院大学に7-2で勝ち、大商大は龍谷大学を6-3で制した。両校は最終の第5週(6月22日)に直接対決する。
この日のベスト・カードと注目されたのは大商大-龍大戦の初戦L・フライ級で、大商大の牽引役を務める京口絋人と龍大の実力者谷口将隆の対決。終始接戦が展開された末に、判定は2-1で谷口の勝利を支持した。大商大は初戦を落とす想定外の展開にもかかわらず、その後は着々と白星を重ね、ライト~ウェルターでは田中洸太郎、前田絃希、福森翔太の強打トリオがそろって龍谷選手にTKO勝ちした。
一方関大は寺地拳四朗ら強力なポイントゲッターが抜けたが、全体的にまとまりがある。キャプテンのバンタム級平尾圭多が関学の杉本匠に判定負けは誤算だったものの、バンタム級の守屋寿俊、ライト級の李拳志らがそつなく龍大勢を破った。L・ウェルター級では前2週とも「不戦勝」だった好選手正木脩也がこの日3週目にして初登場し、鄭敬赫を圧倒し3回TKO勝ちを飾っている。
この日の1部リーグのもう1試合は、同志社大学が元気のない大阪大学に9-0と完勝(4カードは不戦勝)している。
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