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協栄ジムが和氣の世界挑戦実現を強力サポート

2014年6月25日 19時05分

 OPBF東洋太平洋S・バンタム級王者の和氣慎吾が所属する古口ジムが古口協栄ジムとして新たなスタートを切ることになった。協栄ジムは和氣の世界戦実現のサポートを約束した。

協栄ジムが和氣の世界戦実現をサポート(ボクシングニュース)
左から金平会長、古口会長、和氣

 古口ジムの古口哲会長はかつて協栄ジムのトレーナーとして活躍。WBA世界S・フライ級王者の鬼塚勝也らを育てたのち、96年に古口ジムを設立した。こうした縁もあり、世界戦の舞台に立ちたい和氣サイドと、有望選手をプロモートしたい協栄サイドの思惑が一致。両ジムが関係を深めるにいたった。

 協栄ジムの金平桂一郎会長は24日、後楽園ホールの自主興行で和氣、古口会長と一緒にリングに上がり「和氣選手の世界戦実現をバックアップしたい」と明言した。協栄ジムはこれまで海老原博幸から佐藤洋太まで、国内ジム最多となる12人の世界チャンピオンを輩出。ボクシング番組を中継するTBSとも長い付き合いがある。

 OPBFタイトルを既に3度防衛している和氣は世界4団体で世界ランク入りしており、7月21日のV4戦をクリアして、世界に羽ばたきたい考えだ。

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