米国メディアは、ユリオスキス・ガンボア（キューバ）との対決が流れた前ＷＢＡ世界ライト級チャンピオン、ブランドン・リオス（米）が、同級暫定王者リカルド・アブリールとの対戦に合意したと伝えている。アブリールはＷＢＡ１位で、ガンボアと同じキューバ人。試合は４月１４日、ラスベガスのマンダレイベイ・ホテルで予定される。
　リオス戦が待望されたガンボアだが、先週マイアミとロサンゼルスで開催された試合のプレゼンテーションに欠席。その後もプロモーター、トップランクは試合の実現に努めたが、結局ガンボアはサインを拒否した。リオス－アブリール戦はＷＢＡライト級王座決定戦として挙行される運び。
　なおトップランク社は契約不履行を理由にガンボアに対して訴訟を起こすもよう。同社によると、ガンボアはリオスと戦うことを条件に前払い金として７万ドル（約５６０万円）を受け取っていたという。