先週土曜日26日、ダニエル・ゲール（豪州）に3回KO勝ちを飾り防衛に成功したWBA世界ミドル級“スーパー”王者ゲンナジー・ゴロフキン（カザフスタン）が、試合を放映した米国の有料チャンネルHBOとの契約を更新した。それによると、ゲール戦も含めて最低4試合となっている。“最低”とは延長される可能性が大きいからだという。

　HBOはゴロフキンの最近7試合のうち5試合を全米へ放送。しかしモナコで挙行された石田順裕（グリーンツダ）、オスマヌ・アダマ（ガーナ）の2戦は米国で流れなかった。今回の新規契約でその弊害が解消され、PPV放映の期待も高まるという。これでゴロフキンはマニー・パッキャオ（フィリピン）とともにHBOの顔となった雰囲気だ。次回リング登場は10月か11月を予定している。