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ゲバラ「頭脳的に戦う」 山中封じに自信

2013年11月5日 15時09分

アルベルト・ゲバラ(ボクシングニュース)
ゲバラは基本に忠実な動き

 WBC世界バンタム級タイトルマッチ(11.10両国国技館)でチャンピオン山中慎介(帝拳)に挑戦する同級8位のアルベルト・ゲバラ(メキシコ)が5日、都内の帝拳ジムで練習を公開した。

 母国で法律を学ぶ23歳は、半年後には弁護士資格を取得するというインテリボクサー。だからというわけでもないだろうが、山中戦について問われると「山中はとてもパワフルでいいボクサー。パワフルな相手にはクレバーな試合をしなければならない。山中の左? 怖くはない。左を打ってきたら(得意の)右ストレートで立ち向かう」と“クレバー”を強調した。

 足を使い頭脳的に戦うスタイルはメキシコでも定評がある。昨年12月、強打のIBF同級王者レオ・サンタクルス(メキシコ)に挑戦して敗れているが、判定まで持ち込み「倒しにくい」という印象を強くした。

 トレーナーのマルコス・エルナンデス氏は「ゲバラは常に節制をしており、ジムでのプログラムを完璧にこなす選手。サンタクルス戦ではまだ経験が不足していたが、今回の挑戦はベストなタイミングだ」と王座奪取に自信ありだ。

 将来は「たぶん弁護士になると思う」というゲバラだが、いまはボクシングで頂点を極めることで頭がいっぱいだ。「先に手を出してイニシアチブをとる。日曜日は私のすべてをかけて戦う」と必勝を誓った。

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