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大沢宏晋が移籍初戦KO勝ち、上久保タケルは7連勝

2014年11月10日 1時06分

 風間ジム、井岡弘樹ジム主催のオンテックス杯は9日、大阪市のボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)第2競技場で7試合が行われたた。メインのフェザー級10回戦は元OPBF同級王者で現同級12位の大沢宏晋(ロマンサ雅)がタイ国S・バンタム級1位ノーンディア・ソーバンカレ(タイ)を3回2分10秒、ボディ連打でKO勝ち。大星ジムからロマンサ雅への移籍初戦を飾った。セミの6回戦は上久保タケル(井岡弘樹)がデビュー以来7連勝を果たした。

大沢宏晋が移籍初戦に勝利(ボクシングニュース)
タイ人選手をKOで葬った大沢(右)

 大沢は立ち上がりから、スピードを意識して、左ジャブを鋭く放った。ノーンディアは右フックを合わせようとするが、大沢の前後左右への動きが速く、ヒットできない。大沢は2回からボディへの攻撃に的を絞り、右フック、右ストレートからタイ人が後退したところに左右フックを連打、ペースをつかんだ。3回も押し込んで、ニュートラルコーナーでダウンを奪った。なんとか立ち上がったノーンディアにさらにボディへのパンチを浴びせると、再度ダウンしたノーンディアは立ち上がれずに10カウント。大沢の勢いのよさが目立った試合だった。大沢は26勝15KO3敗4分。

上久保(右)はデビューから7連勝をマーク

◇L・フライ級6回戦
上久保タケル(井岡弘樹)[3-0(60-54×3)]平井雅樹(宮崎ワールド)
 井岡弘樹ジム期待の18歳・上久保はフットワークが軽快。低い姿勢で突進してくる平井の動きをよく見て、ジャブ、右アッパーで効果的にパンチをヒット。平井はがむしゃらに攻めるも、動きが直線的で、効果的なパンチは当たらず、4回にヘディングで減点された。上久保はボディ中心にヒットしたものの、低い姿勢の平井の上体を起こして、顔面へのパンチは打つことができないまま6回を終えた。「6回戦を戦い抜くのが目標だったので、KOにはこだわらなかった」と上久保は話した。上久保は7勝4KO無敗。

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