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湯場忠志vsローレンテ、12.18東洋太平洋王座決定戦

2014年11月11日 17時36分

湯場がOPBF決定戦に出場(ボクシングニュース)
湯場忠志
 史上初の日本タイトル5階級制覇王者として知られる湯場忠志(都城レオS)が12月18日、東京・後楽園ホールの「DANGAN118」で同級1位デニス・ローレンテ(フィリピン)とOPBF・S・ウェルター級王座決定戦を行うことが決まった。湯場は同級4位。同王座は前王者の沼田康司(真闘)が引退し、王座が空位となっている。

ローレンテ
 37歳の湯場は昨年8月の日本S・ウェルター級王座決定戦で切間庸裕(折尾)を下して史上初の日本5階級制覇を達成。ところが3月のV2戦で細川貴之(六島)に不覚をとった。去就が注目されていたが、7月に再起して外国人選手に勝利。58戦目となる12月のタイトルマッチで、自身6本目となるベルトの獲得を目指す。

 対するローレンテも37歳のベテランだ。かつてはOPBFライト級王者としてよく来日していたので、懐かしいと思うファンも多いに違いない。04年に長島健吾と引き分け、同年と翌年に稲田千賢と1勝1敗。日本での試合は07年9月の長瀬慎弥戦以来となる。ただし単なるオールドネームというわけではなく、現在5連続KO勝利中で、WBC・S・ウェルター級12位にランクされている。

 湯場の戦績は46勝33KO9敗2分。ローテンテは48勝29KO5敗5分。ともに歴戦の勇士だけに、戦績の重量感は抜群だ。

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