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あす3大戦 荒川vs加藤、柴田vs淵上、小國vs石本

2014年12月5日 15時27分

 あす6日東京・後楽園ホールでゴングとなる「第39回ファイティング・スピリットシリーズ&第532回ダイナミックグローブ」の計量が5日、日本ボクシングコミッションで行われ“トリプル戦”に出場する6選手がそろってクリアした。

あす後楽園ホールでトリプルタイトルマッチ(ボクシングニュース)
ラバーマッチに臨む荒川(右)と加藤

 メインの62.0キロ10回戦に出場するWBCライト級12位で元日本・OPBF同級王者の荒川仁人(八王子中屋)は61.8キロ。現日本同級王者の加藤善孝(角海老宝石)は62.0キロ。過去1勝1敗の両者は2006年年以来、8年ぶりの対戦となる。

 笑顔で計量を終えた荒川は「どちらが世界に近いかはっきりさせる試合。世界を目指すためにはギリギリではなく圧勝したい」と決意表明。対する加藤は「自分としてはすごく楽しみな試合。最後に戦ってから8年かけて積み上げてきたものを全力で出す」と充実の表情で語った。過去の2戦はともに小差判定。キャリアを積み上げた両雄が完全決着に臨む。

互いにKO宣言をした柴田(右)と淵上

 OPBF&日本ミドル級タイトルマッチも再戦だ。王者の柴田明雄(ワタナベ=72.5キロ)と挑戦者の淵上誠(八王子中屋=72.2キロ)は昨年5月に対戦し、柴田が9回負傷判定勝ちで淵上からOPBFタイトルを奪った。

 これがOPBF3度目、日本2度目の防衛戦となる柴田は「目指すはKO。最近伸び悩んでいるので、フィジカル強化の成果をオフェンスで出したい」とKO宣言。リベンジを狙う淵上は「こういう大きなチャンスはもう来ないと思う。KOを狙っていく」と背水の陣でチャンピオンに挑む覚悟だ。

王座決定戦を争う小國(右)と石本

 日本S・バンタム級王座決定戦は、先月世界挑戦した前王者大竹秀典(金子)のタイトル返上によるもの。1位の元OPBF同級チャンピオン小國以載(角海老宝石)は「人生の分岐点になる試合。調子に乗らず、しっかり守ってしっかり攻めて勝ちたい」と抱負を語った。小國、2位の石本康隆(帝拳)ともにリミットの55.3キロを計測した。

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