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高山勝成、4団体目のベルト獲得に自信

2014年12月20日 2時25分

 大みそかにボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)で行われるIBF・WBO世界ミニマム級王座決定戦に出場する前IBF王者の高山勝成(仲里)が19日、同市大正区の仲里ジムで練習を公開した。

大平戦に向け調整に余念のない高山

 1ヶ月前から練習を開始して減量に取り組み、58キロあった体重を9キロ絞り、現在ではリミットに近い48キロ。この間、近大ボクシング部員らと80ラウンドのスパーリングを消化。20日のジムでの最終スパーリングを残すばかりで、この日は、シャドー、サンドバッグ打ちなど軽いメニューをこなした。

 これまでWBC、WBA、IBFと3団体のベルトを獲得し、悲願の4団体制覇に迫った高山。日本王者でIBF6位、WBO2位のサウスポー大平剛(花形)と対戦に向けて「いよいよ大みそか決戦、僕も大平選手も勝って新しい年を迎えたいし、すごくわくわくしている」と自身14度目となる世界戦に気持ちを高ぶらせた。

 サウスポー中心のスパーリングで大平対策は十分行い、試合に向けて不安はない。「大平選手はパンチにスピードがあるが、相手のペースに乗らないで、自分のペースで戦う」と落ち着いて話し、見えない角度から打ち込んでくる大平の「花形スペシャル」なる左対策は「必殺パンチ? 初めて聞きました。スペシャル返しを放ちますよ」と余裕たっぷりに語った。

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