徳永幸大が日本タイトル前哨戦に圧勝
2014年12月24日 0時01分
2014年12月23日 21時43分
31日に大阪(ボディメーカーコロシアム第1競技場)で防衛戦を行うWBA&WBO世界S・バンタム級チャンピオンのギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)が23日、東京・新宿の協栄ジムでトレーニングを公開した。
軽量級の世界的実力者リゴンドウの練習見たさに、この日も多くのメディアが駆けつけた。挑戦者の天笠尚(山上)本人もその1人で、風邪予防のマスクをして姿を現した。日本の冬の寒さについて「(拠点の)マイアミよりはやりづらいけど問題ない」と語ったリゴンドウは、上半身裸で1時間以上“ギャラリー”の前で汗を流した。バネを備えて柔らかそうな、ナチュラルな筋肉だ。減量も問題がないようで、試合までの調整も「メンテナンス程度」(リゴンドウ)という。
この日のメニューは、入念なストレッチ、リングの対角線上に渡したロープをダッキングしながらのシャドーに始まり、ホルヘ・ルビオ・トレーナーとのミット打ち。これはそのつどコンビネーションを確認しながら行っていた。ルビオ・トレーナーのハンドミットをそれぞれの腕でブロックし続ける妙技にはメディアも嘆息。サンドバッグ打ちも終えたリゴンドウはバランス感覚を養うトレーニングやマッサージを受けて、練習を終えた。
トレーニングを視察した天笠の内田洋二トレーナーは「予想していた以上ではない。キレよりも力強さが印象に残った」と語り、ジムを後にした。
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