パラシオス、敵地で戴冠 WBAミニマム級暫定
2011年5月23日 11時06分
2011年5月22日 21時05分
WBC世界S・フライ級チャンピオン、トマス“グサノ”ロハス(メキシコ)と1位フアン・ホセ“グーフィー”モンテス(メキシコ)のタイトル戦が21日夜メキシコ・チアパス州トゥクストラグティエレスで行われ、ロハスが11回終了TKO勝ちで、2度目の防衛に成功した。
決定戦で河野洋平、V1戦で名城信男を下したロハス。21歳のモンテスはメキシコ軽量級期待の若手。しかしWBCユース王者を向こうに回し、サウスポー、ロハスは技巧とスピードで圧倒。接近戦でも優勢に進めるなどワンサイドに試合をコントロールする。打たれても抵抗するモンテスだが、王者のボディーワーク、カバーリングの前に的中率は低い。そのままコンスタントにコンビネーションをヒットするロハスが10,11ラウンドと追い込むと、モンテスはダウンを拒否するのがやっと。11回が終わった時点で挑戦者のセコンドがギブアップを申し出た。
指名挑戦者を撃退したロハスは、モンテスをエスコートしたIBFチャンピオン、クリスチャン・ミハレスとの統一戦を熱望している。36勝24KO12敗1分。モンテスは19勝12KO2敗。
写真はモンテスを攻め立てるロハス =PHOTO/SUMIO YAMADA=
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