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石田順裕、ヘビー級2位の竹原を4回終了TKO

2014年12月28日 0時12分

 グリーンツダジム、真正ジム主催の第4回クラッシュボクシング、第41回リアルスピリッツは27日、大阪市の住吉区民センターで開かれ、日本ヘビー級1位、石田順裕(グリーンツダ)と同2位、竹原虎辰(緑)の8回戦がメイン。重量級らしい見ごたえのある打ち合いが展開され、石田のパンチで両目のまぶたの上下が切れた竹原の出血がひどく、4回終了時に竹原陣営が棄権を申し出て、石田がTKO勝ちした。

石田順裕が竹原をTKO(ボクシングニュース)
竹原を攻めまくる石田(右)

 立ち上がり竹原が猛然と打ち合いを挑んだ。左右フックをふるって前進。必死の形相だ。しかし、石田はフットワークでかわすのではなく、積極的に打って出た。これまでの石田とは違い、ファイターに変身だ。ショートのフックを竹原の顔面、ボディにヒット。竹原はパンチを返すものの、パンチの回転力は石田が上だ。早くも竹原の右まぶた上がカットした。

 2回も両者の足を止めての打ち合い。竹原が重いパンチを繰り出すが、石田がアッパーを放ち、何度も竹原の顔面が上がった。3回には石田のショートフックの顔面攻撃で、竹原は両目の出血と鼻血で顔面は真っ赤。それでも4回に勝負をかけてパンチを繰り出したが、石田の引き下がらないファイトでパンチを浴びせられ、出血はひどくなる一方。この回終盤にドクターがチェックしたが、試合続行。しかし、5回の開始ゴングを待たず、竹原陣営は棄権を申し出た。

 ヘビー級の体にと肉体改造を続けている石田は、この試合に備え、約1ヶ月にわたり米国ロサンゼルスでヘビー級選手とスパーリングするなど意欲十分で、打ち合いにも自信を深めた戦いぶりだった。「ボクシング人生を飾るため、来年は日本王者になります」とファンに誓った。

◇58キロ8回戦
橋本和樹(真正)[KO1回2分28秒]ペッチナクルア・トーナッタサク(タイ)

◇54キロ8回戦
石橋俊(グリーンツダ)[TKO3回終了]小澤サトシ(真正)

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