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2014年12月28日日曜日

井上尚弥がSF級長期政権希望、ボクシングフェス会見

 30日に東京体育館でゴングとなる「ボクシングフェス2014 SUPER BOXEO」(フジテレビで放送)の記者会見が28日、東京・九段下のホテルグランドパレスで開かれた。WBO世界S・フライ級タイトルマッチに出場する王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)、挑戦者の井上尚弥(大橋)ら、トリプル世界戦とミドル級10回戦に出場する8選手が檀上で決意を表明した。

 12度目の防衛戦に臨むナルバエスは「私は試合ごとにフィジカルが向上している。その姿をお見せしたい」と自信満々の表情。記者会見前のグローブチェックでは、赤いグローブを用意されながら、井上と同じ黒の使用を主張した。ナルバエスは「2人とも同じ条件で戦うのが理想。黒は見えにくく、赤は見えやすいので、チャンピオンとして意見した」といまひとつよくわからない説明。大橋会長は「何か文句をつけたいだけ。うちは何色だっていい」と大人の対応で、両者とも黒グローブで対戦することになった。

 ナルバエスに挑む井上尚弥(大橋)は、やはり階級アップが成功したようで「最後まで追い込んだ練習ができたので自信がある。そろそろ世代交代のときだと思うので、必ずチャンピオンになる。S・フライ級は適正体重。S・フライ級で長期防衛を狙っていきたい」とナルバエス撃破で長期政権を築く考えを示した。

 WBC世界L・フライ級王座決定戦で3階級制覇を狙う3位の八重樫東(大橋)は「減量がうまくいき、あとは計量だけ。東京体育館は大橋会長が現役最後の試合(チャナ・ポーパオイン戦)をした会場だと聞いているので、そういう場所で試合ができることを誇りに思い、必ず勝ちたい」と抱負を語った。

 対する1位ペドロ・ゲバラ(メキシコ)は「八重樫はグレートなボクサー。これまでの試合がそれを証明している。ただ私はローマン・ゴンサレス戦を含めて、八重樫の試合を研究してトレーニングを重ねてきた」と、対策の成果をリング上で示す構えだ。

 プロ6戦目でジェシー・ニックロウ(米)と対戦する村田諒太(帝拳)は「5人もパートナーを呼んでもらっていい練習ができた。自分自身は判定勝ちでもKO勝ちでもいいと思っているけど、僕が早く終われば、ホルヘの試合がテレビに映るということで、プレッシャーがかかっている」と発言。3階級制覇をかけてWBC世界ライト級王座決定戦に臨むホルヘ・リナレス(帝拳)から「お願いします」と頭を下げられ、村田は「がんばります」と笑顔で応じた。

 WBCライト級1位のリナレスは「このチャンスをずっと待っていた。ビッグチャンスでありがたい。がんばります」と決意表明。対する2位ハビエル・プリエト(メキシコ)は「リナレスはスピーディーな選手だが、対策はできている」と臨戦態勢だった。