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内山高志、挑発受けても余裕のマイペース

2014年12月29日 18時05分

 大みそかの大田区総合体育館「THE BEST OF BEST」(テレビ東京系列で放送)の記者会見が29日、東京・九段下のホテルグランドパレスで開かれ、WBA世界S・フェザー級王者の内山高志(ワタナベ)らトリプル世界タイトルマッチに出場する6選手が登壇した。

THE BEST OF BEST記者会見(ボクシングニュース)
余裕の内山(左)と挑発を続けるペレス

 この日の記者会見は、内山に挑戦するイスラエル・ペレス(アルゼンチン)が40分の遅刻。30分遅れで始まった記者会見の途中で姿を現したペレスは、慌てた様子もなく「私は経験で内山を上回っている。5ラウンド以内に試合を終わらせる」とこの日もKO宣言でV8王者を挑発した。

 内山は遅刻について「時間がうまく伝わっていなかったんでしょう」。KO宣言は「どういう根拠かわからないけど、みんなああいうことは言いますから」とまったく相手にしない。以前テレビ番組で対談し、ジムにも来たことがあるという卓球の石川佳純が観戦に訪れると聞き「楽しんでもらえたらと思う」と余裕のコメントで結んだ。

言いたい放題のヒメネス(左)と王者河野

 WBA世界S・フライ級タイトルの初防衛戦に臨む河野公平(ワタナベ)は「9ヵ月ぶりの試合でワクワクしている。前回タイトルを獲ったときは初防衛をできなかったので、何としてでも防衛してやろうという気持ち。倒して勝ちたい」と決意表明した。

 一方の挑戦者ノルベルト・ヒメネス(ドミニカ共和国)はこの日も舌好調。「河野はレベル的にまだまだ。最初は判定で勝つつもりだったが、中盤に勝てそうな気がしてきた。河野の体を見る限り、かなり消耗しているようだ」と言いたい放題だった。

気合の田口(左)と王者ロセル

 WBA世界L・フライ級王者アルベルト・ロセル(ペルー)は「田口はよく努力するいい選手だが、ベルトはペルーに持ち帰る」と5度目の防衛に自信のコメント。挑戦者の田口良一(ワタナベ)は「打ち合いに持っていければ、自分が主導権を握れると思う」と真っ向勝負を宣言した。ボクシングを始めたころあこがれだった元WBA世界ミニマム級王者の新井田豊氏がテレビ解説を務めることも、モチベーションを上げているようだ。

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