“浪速のタイソン”前原、元王者・佐々木と対戦
2015年1月26日 21時14分
2015年1月26日 18時05分
WBA世界S・フェザー級チャンピオンの内山高志(ワタナベ)、WBC世界バンタム級王者の山中慎介(帝拳)、WBCミドル級9位の村田諒太(帝拳)が26日、東京・原宿のナイキ原宿でトークイベントを開いた。
トークショーは最年少の村田をいじりながら、3選手が息の合ったところを見せて大いに盛り上がった。3選手はそれぞれミット打ちも披露。続くコーナーでは3選手のパンチをミットを受ける幸運なファンもいて、集まった20人のファンはみんな満足そうだった。
軽妙なトークで笑いをとった村田だが、2015年の抱負を問われると表情を引き締めた。「(次の試合は)まだ直接聞いていないけど、マカオでもラスベガスでもシンガポールでも世界で名前が売れるのであればどこでもやります。今年は名前を売ることが大事だと思う」。年内の世界挑戦が実現するかは「はっきりしない」と言いながらも、「今年はタイトルをする、しないにかかわらず、世界ランカーの上位とやりこともあるし、勝負の年になると思う」と言葉に力をこめた。
最年長者としてイベントをリードしたV9王者の内山は「昨年は1試合しかできなかったので、今年は3試合やりたい。防衛を継続させて、統一戦も視野に入れてがんばっていきたい」と抱負。村田が判定勝ちした12月の試合についても触れ「タイトルマッチなら相手も勝ちにいこうと向かってくるからすきができる。いまが一番難しいところ」と解説した。
4月に8度目の防衛戦を行う予定の山中は「相手も場所もまだ聞いていないが、統一戦を含めて大きな試合がしたいと会長には伝えている。どうなるかはわからないけど、試合が決まれば倒しにいくだけです」と今年も“神の左”炸裂をファンに宣言した。
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