中谷正義、山本隆寛が4.5大阪OPBF戦
2015年2月20日 1時26分
2015年2月19日 21時34分
女子のダブル世界タイトルマッチが19日、東京・後楽園ホールで行われた。メインのIBF女子世界L・フライ級タイトルマッチは、王者の柴田直子(ワールドスポーツ)が挑戦者6位の花形冴美(花形)を2-0判定で下し、3度目の防衛に成功した。WBC女子世界アトム級王者の小関桃(青木)は11位アイサー・アリコ(フィリピン)に2回1分29秒KO勝ち。防衛テープを15に伸ばした。
前半は挑戦者の花形が持ち味を出した。積極的に手を出し、ナチュラルにラフなアタックが奏功。離れ際や打ち終わりに何度か右をヒットさせた。花形に先手を許しながら、柴田も左ボディブローをきれいに打ち込むなどして応戦した。
後半に入ると柴田が徐々にピッチを上げた、得意のワンツーやアッパーで花形に迫る。花形は6回にややペースダウンしたかに見えたが、その後は一歩も引かず、試合は接戦のまま進んだ。柴田はワンツーフックに加えて鋭いボディブロー、花形は手数で攻勢をアピールし、どちらも譲らないまま勝敗は判定へ。パンチの精度で上回った柴田がわずかに上回った。ジャッジは95-95、96-95、96-94。
「次は指名試合になると思う。今日の反省をいかしたい」と語った柴田は14勝4KO3敗。旺盛なスタミナで健闘したものの2度目の世界挑戦に失敗した花形は9勝4KO6敗2分。
小関は初回からプレスをかけ、アリコがバックステップでそれをかわす立ち上がり。右構えのアリコはスイッチし、左のカウンターをフルスイングで何度か繰り出した。しかし実力差は明白だった。2回に小関が左ボディブローを効かせて連打に出ると、アリコは小関に背中を向けて上半身がロープの外へ。主審はダウンを宣告し、カウントアウトとなった。
3連続KO防衛を成功させた小関は17勝7KO1分。試合後涙を流したアリコは5勝4KO5敗。
◇ウェルター級6回戦
井上岳志(ワールドS)[3-0(59-55、60-65、60-54)]小口幸太(宮田)
元アマ国体王者の井上が日本S・ライト級14位の小口と対戦。初回ジャブを突いてポイントを取った井上は、2回に乱戦に巻き込まれて右を何発かもらったが、3回からは接近戦でも力強いパンチを繰り出し、最終回には猛攻も見せた。井上は2勝1KO1分。昨年10月、島村国伸(ワタナベ)に競り勝って初ランク入りした小口だが、試合後リング上で引退を表明した。戦績は10勝1KO14敗。
◇57.6キロ8回戦
大坪タツヤ(T&T)[3-0(78-73×3)]坂本尚志(青木)
2025年1月22日 1時26分
2025年1月21日 12時10分
2025年1月21日 12時05分
2025年1月21日 12時01分
2025年1月20日 18時08分
2025年1月19日 22時39分