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クリチコが判定でジェニングス下す、ヘビー級戦

2015年4月26日 14時59分

 25日(日本時間26日)米ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われた世界ヘビー級タイトルマッチは、IBF・WBO・WBA世界ヘビー級王者のウラジミール・クリチコ(ウクライナ)が挑戦者ブライアント・ジェニングス(米=WBA2位、IBF・WBO4位)を3-0判定で下して防衛に成功した。スコアは116-111×2、118-109。

大差判定でジェニングスを下したクリチコ(左)

 クリチコはこの日もらしい戦いぶりだった。力強いジャブとバックステップで距離をキープし、インサイドに入りこまれたら抱え込んで対処。ただしここから手数が伸びないため、なかなか試合は盛り上がらなかった。8回に左フック、9回に右ストレートをヒットさせるがいずれも単発。クリチコは10回にホールディングで減点1。最終回は互いに攻めたが、決定打は出ずに試合は終わった。

 クリチコはIBFが18度目、WBO14度目、WBA8度目のタイトル防衛に成功。戦績を64勝53KO3敗とした。初黒星のジェニングスは19勝10KO1敗。クリチコの次戦は今秋、ドイツかイギリスで指名挑戦権を持つタイソン・フューリー(英)を迎える可能性が高そうだ。Photo/SUMIO YAMADA

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