三浦隆司、静かに闘志燃やす V4戦調印式
2015年4月29日 15時44分
2015年4月29日 15時04分
あす30日、東京・後楽園ホールでゴングとなる「KAMIKAZE5」の計量が29日、都内の日本ボクシングコミッションで行われ、トリプル日本タイトルマッチに出場する6選手が計量をクリアした。
メインの日本ヘビー級タイトルマッチに出場する王者の藤本京太郎(角海老宝石)は昨年4月の石田順裕(グリーンツダ)戦と比べ約4キロ軽い101.4キロをマーク。「よく動けるように少しだけ軽めにした」と狙いを明かした上で「ここで負けたら一歩後退する。負けられない試合」と気持ちを引き締めた。
計量の前に水を飲んで増量した石田は93.2キロ。「ミドル、ウェルター級時代のボクシングにちょっとでも近づけるようイメージして練習してきた。同じ相手に2度は負けられない」とこちらも必勝宣言だ。
日本S・バンタム級王者の小國以載(角海老宝石)はこれが初防衛戦。「ずっと食べながら減量できたい。初防衛は難しいと言われるけど、楽しくやろうかなと」といつも通りリラックスした表情。メキシコ修行で力を磨いた挑戦者の古橋岳也(川崎新田=55.3)は「ミドルからショートレンジに入って打ち合いに持ち込みたい」と試合のイメージを語った。
日本ライト級王座決定戦は1位の徳永幸大(ウォズ)が60.8キロ、2位の杉崎由夜(角海老宝石)が61.2キロでパス。同門の日本S・ライト級王者、岡田博喜とスパーリングを重ねてきたという杉崎は「どんな形でもいいから勝ちたい」と初のタイトル奪取に意欲を見せた。
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