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ライト級統一王者ロペスの指名試合 新興プロモーターが落札

2021年2月26日 10時21分

 ライト級で4つのベルトを統一したテオフィモ・ロペス(米=写真)のIBF王座の指名試合、ジョージ・カンボソス(豪州)戦の入札が25日(日本時間26日)行われた。その結果、トリラー・ファイト・クラブ(以下トリラー)が約600万ドル(約6億3000万円)を提示し、試合の開催権利を獲得した。

 入札では英国のマッチルーム・ボクシングが約350万ドル(約3億6750万円)、米国のトップランク社が約230万ドル(約2億4150万ドル)を提示した。これまでロペスをプロモートしてきた老舗のトップランク社だが、新興のトリラーに敗れてしまった。同じく試合を中継してきたESPNのインタビューでロペスはトップランク社へ不満を表した。

 入札の条件で試合が行われるとロペスのファイトマネーは約400万ドル(約4億2000万円)、カンポソスは約200万ドル(2億1000万円)になるという。

 2015年に創設したトリラーは昨年11月に行われたマイク・タイソンvs.ロイ・ジョーンズのエキシビションマッチをプロモート。PPV購買件数が全米で160万件を超え、実績を残した。また4月に予定されるユーチューバーのジェイク・ポールと総合格闘技選手のボクシング試合を今年最初のイベントとしてプロモートすることになっている。

 ロペスvs.カンボソスは前払い金の振込みなどまだ開催が確定しているわけではない。しかしトリラーの代表者は今後ボクシングのプロモートに意欲的な発言をしており、業界に新風を吹き込む可能性がある。決まれば米国開催になる見込みだ。

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