March
28
Thursday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

13°C Rain
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 三浦隆司がボンバー炸裂でV4、ディブ撃沈

三浦隆司がボンバー炸裂でV4、ディブ撃沈

2015年5月1日 20時06分

 東京・大田区総合体育館で行われたWBC世界S・フェザー級タイトルマッチは、王者の三浦隆司(帝拳)が、挑戦者6位で元IBF世界フェザー級王者のビリー・ディブ(オーストラリア)に3回1分29秒TKO勝ち。4度目の防衛に成功した。

三浦がディブ撃破で4度目の防衛成功(ボクシングニュース)
三浦の豪打でディブは撃沈

 足を使うディブを三浦が追いかける展開。リングを広く使う挑戦者に対し、三浦は動きが硬く、狙いすぎでパンチがあまり出ない。ディブはハードパンチャーの三浦との打ち合いを避けるという意図がはっきり見て取れた。距離が詰まるとクリンチの繰り返しで、挑戦者ペースの立ち上がりとなった。

 三浦はじわじわと前に出て、ボディ攻撃で挑戦者を崩そうと試みた。いつ三浦がディブをとらえるかが試合のテーマとなったが、クライマックスは意外に早くやってきた。3回、三浦がディブをコーナーに追い込んで左ストレートを一閃。完全に効いてしまったディブにさらに左を追撃すると、元王者の豪州人は力なくキャンバスへ落下。立ち上がったディブだが、フラフラで主審が試合をストップした。

 代名詞のボンバーレフトで期待通り豪快なKO勝利を披露した三浦は「ビッグネームと対戦して、世界に名前をアピールしたい」とリング上からコメント。戦績を29勝22KO2敗2分とした。2階級制覇失敗のディブは39勝23KO3敗1無効試合。

Related article
関連記事