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村田諒太3試合ぶりのKO勝利、世界ランカー対決制す

2015年5月1日 21時34分

「ダイヤモンドグローブ・スペシャル」が1日、東京・大田区総合体育館で行われ、メインの162ポンド契約10回戦は、WBCミドル級7位の村田諒太(帝拳)がWBO15位ダグラス・ダミアオ・アタイデ(ブラジル)を5回38秒TKOで下し、デビューからの連勝を7(5KO)に伸ばした。村田は3試合ぶりのKO勝利。

村田がデビュー7連勝をマーク(ボクシングニュース)
5回にワンツーを決めてアタイデを沈めた村田

 そう遠くない将来に世界挑戦を目論む村田が、南米から世界ランカーを迎えた。村田はガードを高く上げて前へ。アタイデはこちらもガードが高いが、村田に比べてアップライトの構え。パワーはなく、その分手数で勝負するタイプだ。村田は初回にワンツーを決めて会場を沸かせた。

 しかし2回からはイーブンの展開。アタイデが手数で攻勢をアピールし、村田はブロックで防いでいるものの、距離を詰めようとするあまり、手数が伸びず受けに回るシーンもあった。4回、アタイデが連打を村田に見舞って、会場がどよめく。村田は右をヒットさせるが、ブラジル人は下がらずに手を出して抵抗した。

 試合が5回に入った早々だった。「接近戦からワンツーの距離を変えた」という村田の強烈なワンツーがアゴに決まり、アタイデが前のめりにダウン。何とか立ち上がったアタイデに対し、村田がワンツーを連打して襲い掛かると、アタイデが再びキャンバスへ。主審が試合を止めた。

「最後の右はここ最近で一番だった」と語った村田は7勝5KO。帝拳ジムの本田明彦会長は「次は100%海外。このクラスで挑戦者になるためには海外で認められないといけない」と話した。アタイデは13勝6KO2敗1分。

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