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高橋竜也はドロー、大川泰弘はダウン挽回

2015年5月12日 21時45分

「ダイナミックヤングファイト」が12日、東京・後楽園ホールで行われた。メインのバンタム級8回戦は、日本同級11位の高橋竜也(ヤマグチ土浦)と阿知和賢(ワタナベ)が互いに譲らず、三者三様のドローに終わった。スコアは76-77、77-76、76-76。

高橋と阿知和はドロー(ボクシングニュース)
激しい打撃戦を演じる高橋(左)と阿知和

 序盤は阿知和。高橋の前進をいなして、右がよくヒット。高橋の左目が早くも腫れる。しかし馬力のある高橋はグイグイとプレッシャーを強めて対抗。阿知和の右をもらってもお構いなしで前に出続けた。パワーで勝る高橋は中盤、ボディ攻撃で攻勢をアピール。両者は終盤、互いに引かずに打ち合ったが、決着はつかなかった。パワーでは勝ったものの被弾の多かった高橋は19勝14KO6敗4分。惜しくもランカー撃破ならずの阿知和は9勝3KO11敗3分。

大川は苦しみながらも終盤試合を決めた

◇ウェルター級8回戦
大川泰弘(ワタナベ)[TKO8回2分11秒]マキシ・ナハク(インドネシア)
 日本ウェルター級1位の大川は積極的だった。荒っぽいナハクの右をもらいヒヤリとさせられるシーンもあるが、2回に右フックを決めてインドネシア人からダウンを奪った。しかしナハクは3回に反撃。右アッパーを決めて大川を倒し返す。大川はパンチで左目をカットし、鼻血も出した。4回からは大川がボディ攻めなどで優勢。しかしナハクがいきなり放つ右アッパーを食らう場目もあり安心できない。ようやく7回に連打でナハクをダウンに追い込み、最終回にストップとなった。大川は14勝5KO11敗3分。ナハクは8勝3KO10敗2分。

◇ライト級8回戦
野口将志(船橋ドラゴン)[3-0(76-75、78-74、78-73)]太田啓介(レパード玉熊)
 しつこさが売りの太田は2回、右カウンターでダウンを奪った。しかしここから野口はスイッチを繰り返すなどトリッキーなボクシングを展開。右アッパーを決めるなど優勢に試合を進めて判定勝ちした。野口は8勝4KO5敗1分。太田は9勝2KO8敗。

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