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38歳ペニャロサ、65戦目で引退

2010年10月13日 6時38分

 WBC・S・フライ級とWBOバンタム級の2階級で世界チャンピオンとなったフィリピンのベテラン、ジェリー・ペニャロサ(38)が10日サンボアンガシティで最終戦に臨み、タイのヨーサンケン・キアトマンミーに4回1分49秒TKO勝ちを飾った。試合後7千の観客の前で21年間のプロ生活からの引退を発表した。
 この勝利はペニャロサにとり65度目の試合で、55勝37KO8敗2分という素晴らしいレコードを残した。この中には、日本での3度の世界戦――13年前(1997年)川島郭志からWBC世界S・フライ級王座を奪った試合、徳山昌守に2度挑戦していずれも王者を苦しめながら判定負けを喫した試合も含まれる。
 今後は後進を育てたいとペニャロサは語っている。
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