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井上拓真、あすプロ5戦目でOPBFタイトル戦

2015年7月5日 15時33分

 あす6日に後楽園ホールで行われるOPBF東洋太平洋S・フライ級王座決定戦の計量が5日、都内の日本ボクシングコミッションで行われ、プロ5戦目で初のタイトル戦を迎える同級1位の井上拓真(大橋)が51.9キロ、同2位のマーク・アンソニー・ヘラルド(フィリピン)がリミットの52.1キロでパスした。

井上拓真があすOPBFタイトル戦(ボクシングニュース)
気合十分の井上拓真(右)とヘラルド

 拓真が大一番を迎える。プロ5戦目でのOPBFタイトル戦は、世界2階級制覇王者の兄尚弥と同じスピード挑戦となる。加えて自身初となるメインイベント、対戦相手のヘラルドがプロ39戦で世界レベルの選手とも多く拳を交えている強豪とくれば、プレッシャーは相当なものだろう。

 それでも拓真のコメントには自信がみなぎっていた。今回の試合に向けては、S・フライ級の体作りを進め「フィジカルとパンチ力は前よりはついたと思う」と自己分析。計量後に父でトレーナーの真吾さんが作ったスッポン入りおじや“真吾スペシャル”で英気を養うと「勝ちにこだわって流れの中でKOを狙えれば狙いたい。しっかり勝って次につなげる」とOPBF戦を世界挑戦へのステップとする決意を語った。

 対するヘラルドは23歳の若さながら場数を踏んできただけに「私と拓真とではキャリアに差がある」と余裕の表情。「東洋を制して世界に行きたい」とこちらも日本のホープを“踏み台”にしようと牙をむいた。試合の模様はフジテレビで18日深夜2時20分から放送される(関東ローカル)。

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