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亀田大毅 9.6復帰戦、米国で和毅とそろい踏み

2015年8月29日 19時55分

 一昨年12月の試合からブランクを作っている元世界2階級制覇王者の亀田大毅=写真=が9月6日、米テキサス州コーパスクリスティのアメリカンバンク・センターで行われるプレミア・ボクシング・チャンピオンズで1年9ヵ月ぶりのリングに立つことになった。試合はバンタム級10回戦。亀田プロモーションが29日発表した。

 同じリングでは、弟の前WBO世界バンタム級チャンピオン亀田和毅が、5月に惜敗したWBA同級王者ジェイミー・マクドネル(英)との再戦に挑み、兄弟そろい踏みとなる。大毅は既に渡米し、アメリカでトレーニングを続けている和毅と合流して最終調整を行っている。対戦相手はビクトル・ルイス(メキシコ)で戦績は19勝14KO5敗。大毅は「久々の試合が決まって大変うれしく思う。米国でのデビュー戦で新たなスタートの第一歩」とコメントを発表した。

 IBF世界S・フライ級王者だった大毅は2013年12月、WBA同級王者ながら体重超過で前日に王座をはく奪されたリボリオ・ソリス(ベネズエラ)と対戦。この試合に1-2判定で敗れたが、敗れてもIBF王座が保持されることを事前に周知してなかったことが問題に。日本ボクシングコミッションが亀田ジムのライセンス更新を停止し、亀田兄弟は国内で試合ができなくなった。

 大毅は09年にデンカオセーン・カオウィチット(タイ)を下してWB世界Aフライ級王座を獲得。2度防衛のあと王座を返上し、13年9月にロドリゴ・ゲレロ(メキシコ)との王座決定戦を制してIBF世界S・フライ級王座に就いた。ソリス戦後、一連の騒動を受けてタイトルを返上した。

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