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河野の会見に亀田興が乱入「オレには通用しない」

2015年8月31日 17時38分

 WBA世界S・フライ級チャンピオンの河野公平(ワタナベ)が31日、10月16日(日本時間17日)米シカゴで開催が決まった同級2位、亀田興毅との試合に向けて東京・五反田のジムで記者会見を開いた。そこへ興毅が乱入、得意のパフォーマンスでチャンピオンを挑発した。

河野の会見に亀田興が乱入(ボクシングニュース)
久々にパフォーマンスを披露した興毅と固まる河野

 記者会見の半ば、サングラスをかけ、水色のスーツに身を包んだ元3階級制覇王者、興毅が突如ジムに現れた。河野のもとに歩み寄ると右手で握手、続いてメンチ切りでチャンピオンを威嚇する。さらにベルトを手にする河野に向かって「いまのうちにベルトを磨いとくんやな。いまのボクシングじゃオレに勝てんから、しっかり練習しとくように」と挑発して会見場から立ち去った。

 この間、一言も発せずじまいだった河野は「びっくりした。(興毅は)タレントというか、やっぱり違うなと思った」と驚いた様子。「いまのボクシングでは通用しない」と言われたことに関しては「いまのままでは勝てると思ってないので、これからの練習で上げていきたい」と生真面目に答えた。

 慣れないパフォーマンスに戸惑い気味の河野だったが、試合に向けては「敵地で勝つにはKOしかない。絶対に倒して勝ちます」と気合十分。報道陣に囲まれた興毅は「KO?できるものならやってください。実力が違いすぎるよ」と強気の姿勢を貫いた。

 試合はプレミア・ボクシング・チャンピオンズの一環として行われ、会場は興毅が昨年11月に試合をしているシカゴのUICパビリオン。メインがアンドゼイ・フォンファラ(ポーランド)とネイザン・クレバーリー(英)のL・ヘビー級戦で、河野と興毅の世界タイトルマッチはセミで予定されている。試合の模様はテレビ東京が放送する。

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