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淵上が岳制す 

2010年4月27日 16時02分

 26日夜後楽園ホールで行われたミドル級ランカー対決、日本同級3位岳たかはし(川崎新田)対同1位淵上誠(八王子中屋)の一戦は、淵上が8回3-0判定勝ち。日本王座挑戦へと前進した。
 サウスポー同士の試合は2回、岳が左で淵上をダウン。岳は変則的なリズムで右を飛ばしてよく動き、左クロスを決めてリードしたが、淵上も右リードを上下に放って徐々に挽回する。終盤はボディー攻めも有効で、最終回は連打で岳をのけぞらせるシーンをつくった淵上が76-75、77-75(2者)と小差ながら試合を制した。
 試合後「ここのところ倒していたので、左を狙いすぎました」と淵上は反省の弁。昨年4月に敵地大阪で鈴木哲也(進光)の王座に挑み、接戦の末惜敗しているだけに「まだ悔しい。雪辱したい」とリベンジを誓っていた。13勝4KO6敗。
 またこの日行われた8回戦2試合の結果は、太田ユージ(ヨネクラ)が元新人王の古橋大輔(川崎新田)から2度ダウンを奪って判定勝ち、片桐秋彦(川崎新田)は古家充(鉄拳8)に6回負傷判定勝ちした。
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