コットvsカネロ前座、三浦隆司のほかにも豪華カード
2015年9月21日 17時45分
2015年9月21日 15時23分
WBC世界バンタム級タイトルマッチの前日計量が21日、東京・九段下のホテルグランドパレスで行われ、9度目の防衛を目指すチャンピオン山中慎介(帝拳)がリミットの53.5キロ、同級2位アンセルモ・モレノ(パナマ)は53.0キロでクリアした。試合はあす22日、東京・大田区総合体育館でゴングとなる。
試合前日とあって山中の表情は精悍そのものだった。計量後、これまでの調整について問われると「8度目の防衛戦と同じようにスムーズに(体重が)落ちた。最高の調整ができました」とコメント。自信のほどが口ぶりから伝わってきた。
WBAタイトルを12度防衛した元スーパー王者モレノとの一戦は山中のキャリアの中でも大一番と言えるだろう。モレノが徹底的に相手の攻撃をいなすディフェンスマスターだけに、KOの山を築いてきたチャンピオンも今回ばかりは慎重な姿勢を貫く。恒例となっているノックアウト宣言を控えたのがその証拠だ。
「今回はあえてKOという言葉は封印した。当てずらい相手なのでKO、KOと口にしてパフォーマンスに影響すると嫌だった。12回ポイント勝ちでもいいと思っている。勝ちにこだわりたい」
もちろん山中が「判定狙い」で試合に臨むわけではない。相手がモレノである以上、KOまでのプロセスが複雑になるため、下準備に時間がかかった場合、無理をして本来のボクシングを崩すことのないよう、自分に言い聞かせているのだ。
強打の山中がいかにして百戦錬磨の“幽霊”モレノを崩しいくのか。バンタム級最高峰の攻防に期待が集まる。
セミに登場する強打のホープ、日本S・フェザー級4位の尾川堅一(帝拳)は59.3キロ、WBC同級12位のデイビ・フリオ・バッサ(コロンビア)は59.2キロで、ともに131ポンド(59.4キロ)契約ウエートをクリアした。
対戦相手のバッサは17勝10KO無敗で、バランスの取れたサウスポー。これが世界ランカーと初対戦となる15勝13KO1敗の尾川は「自分の力がどれほどなのか確かめられる試合。いつも通りKOにこだわっていきたい」と今回も剛腕炸裂を宣言した。
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