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27日ダブル世界戦 井岡一翔と高山勝成が予備検診

2015年9月25日 19時54分

 27日エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で開催されるダブル世界戦の予備検診が25日、大阪市大正区の多根総合病院で行われ、3階級制覇のWBA世界フライ級チャンピオン井岡一翔(26=井岡)、挑戦者の同級12位ロベルト・ドミンゴ・ソーサ(30=アルゼンチン)、IBFミニマム級王者の高山勝成(32=仲里)がそろって体調は万全と診断された。高山に挑戦する10位の原隆二(25=大橋)は東京の日本ボクシングコミッションで検診を受けた。

左は検診を受ける井岡とソーサ、右は1人で検診の高山

 検診を終えた井岡は「3階級制覇したフライ級の初防衛に向けて、パワーとテンポアップを心がけた練習を積んできたので、いいコンディションに仕上がっている。相手はリーチが長いが、気になる部分はない。チャンピオンとして内容にこだわった試合をしたい」と自信にあふれたコメント。ソーサは「体重を下げての挑戦だが、準備はできている。12ラウンド戦ってベルトを持って帰るだけだ」と強気を貫いた。

 高山は「ミニマムのウェートに筋金が入ってきた。互いにボクシングの技術をみせる卓越した試合になると思う。原選手は死に物狂いで、エネルギー、パワーをもってくるだろうが、なんとしてもこのIBFのベルトは守る。試合の流れの中で、自分の持ち味は出せると思います」と余裕を感じさせる話しぶりだった。フライ級戦の主な検診結果は以下の通り。

    井岡   ソーサ
身長  165.2cm 159.5cm
首周り 34.5cm    34.0cm
胸囲  88.2cm    87.0cm
リーチ 168.2cm 173.0cm

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