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木村悠が11.28世界初挑戦、WBC・LF級王者ゲバラ

2015年9月25日 19時05分

 前日本L・フライ級王者の木村悠(帝拳)が11月28日、宮城県・ゼビオアリーナ仙台の「TOUCH! WOWOW2015」で、WBC世界同級王者ペドロ・ゲバラ(メキシコ)に挑戦することが決まった。25日に都内で開かれたWOWOWの記者会見で発表された。

メインMCの内田恭子、石丸幹二、右が木村

 木村は千葉・習志野高出身で、法政大時代に全日本選手権を獲得するなどアマチュアのトップ選手として活躍した。06年にプロデビューして14年に日本タイトルを獲得。3度防衛したのち王座を返上した。右の技巧派でこまで17勝3KO2敗1分の戦績を残している。商社に勤務し、営業の仕事をしながら31歳でチャンスを手にした木村は「同期の五十嵐や、大学時代の対戦していた八重樫さん(1学年上)が世界チャンピオンになっている。自分もようやく世界の舞台に立てるので、このチャンスをものにしたい」と意気込みを語った。

 26勝17KO1敗1分のゲバラは昨年12月30日、井上尚弥(大橋)が返上した王座を東京で八重樫東(大橋)と争い、7回に左ボディブローで八重樫を沈めてチャンピオンとなった。以降2度の防衛を成功させており、王者としての自信を深めている26歳だ。

 ゲバラについて浜田剛史代表は「ボディから顔面、顔面からボディへの攻撃がスムーズに出る。そういう攻撃をその都度止めないといけないし、仮に下がったとしても先手を取っていかないといけない」と分析。木村も「自分から流れを作っていきたい」と先手必勝を強調した。

 なお同じリングには、帝拳ジムの元世界王者コンビ、五十嵐俊幸と粟生隆寛が参戦するほか、元日本・OPBF王者の岩佐亮佑(セレス)も出場する。粟生は5月のライムンド・ベルトラン(米)とのWBO世界ライト級王座決定戦(ベルトランの体重超過と違反薬物検出により結果は無効試合)以来のリング。また、岩佐もリー・ハスキンス(英)に敗れた6月のIBF世界バンタム級暫定王座決定戦からの再起戦となる。試合の模様はWOWOWプライムで無料生中継される。

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